2020年11月に2歳の長男と0歳の次男を連れて、家族4人でメズム東京に宿泊しました。
今回はSPGアメックスの無料宿泊特典を利用しての宿泊。
メズム東京は2020年4月にオープンしたばかりの新しいホテルということもあり宿泊を楽しみにしていましたが、期待以上にサービスも客室も料理も素晴らしく非日常を味わうことができました!
今回は小さな子連れで泊まったので、ホテルの基本的なサービスのほかに子連れでのお部屋の様子や受けられたサービスを紹介したいと思います。
もくじ
目次
アクセス
メズム東京は車でのアクセスのほか、電車やモノレールの浜松町駅、ゆりかもめの竹芝駅から徒歩圏にあるので利便性の高い場所に位置しています。
今回私たちはアクセス方法を調べていくなかで東京駅から無料で水素バスのシャトルサービスをしていることを知ったので、こちらのバスを利用して行きました。
水素バスはきれいかつ静かで、ホテルの前まで行けるのでとても快適でした。
竹芝エリアに行く人が少ないのか、バスは空いていました。
最初の停留所である「ウォーターズ竹芝」で降りると、目の前がホテルです。
ロビー
ロビーは16階なので、エレベーターで上がります。
エレベーターで16階に到着するとモダンなロビーに驚き!
日中は上手く撮れなかったので夜のロビーも載せます。
天井が高く、ガラス張りの窓もとても大きいのでそれほど広くないロビーも開放感があります。
紅葉した浜離宮も見えました。
チェックイン開始の15時直後に着くと、他にもお客さんが何組かいて5分ほど待ちました。
待っている間にウェルカムドリンクが。
確かグレープフルーツベースのドリンクだったかと思います。
2歳の長男にも出してくださいました。
しばらくすると案内されてチェックイン手続きへ。
とてもスマートな対応で、さすが5つ星ホテルという感じ。
一点残念だったことは、タブレット端末で住所を入力しようとすると上手く変換されずになかなか入力できず…
結局白紙をいただいて手書きしました。
客室へ
チェックインが終わると、「スターサービス」と呼ばれるスタッフがお部屋まで案内してくれます。
エレベーターに乗ると、ルームキーをかざしてから部屋のある階のボタンを押さないといけないことが案内されました。
今回は23階のお部屋。
お部屋に入ると、簡単に設備等に関する説明があります。
最後に“宿泊ありがとうございます”ということで、客室内にある電子ピアノで短い演奏をしてくださいました。
曲名はわかりませんでしたが、優しいメロディーで丁寧に演奏してくださる姿がとても嬉しかったです。
客室
本来SPGアメックスの無料宿泊特典を利用した場合、Chapter1のお部屋に宿泊することになります。
が、今回は長男をエキストラベッドに寝かせたかったので事前にエキストラベッドが入るChapter2のお部屋に追加料金を払いアップグレードしてもらいました。
追加料金は3,000円。
今回エキストラベッドに寝るのが2歳の子どもということで、エキストラベッド代は発生しませんでした。
43〜44平米と都心にあるホテルでは広い方ですが、エキストラベッドとベビーベッドが設置されているので少し窮屈に見えるかもしれません。
ベビーベッドはミニサイズ(90センチ×60センチ)。
キングサイズのベッドの上には、子ども用のアメニティが。
パジャマ(ナイトウェア)はワンサイズで、95センチほどの長男でも大きなサイズだったため使用しませんでした。
ベッドサイドにはタブレット。
こちらのタブレット端末でホテル内・客室内のサービスや設備の説明を確認することができます。
またルームサービスのオーダーもタブレットから可能。
スターサービスに何か依頼するときもタブレット端末から可能なようですが、通信状況が不安定になる時があるようで別に設置されている電話からの問い合わせをおすすめされました。
このほか、ソファの前に置かれているテーブルにはコンセントとUSBポートがありました。
ソファでパソコンやスマホを操作する時にはありがたい設備。
快適さが追求されています。
テレビの近くには電子ピアノが置いてあります。
その奥には、電気ケトルやグラスなど。
コーヒーの淹れ方はタブレットで動画を見ながら確認できます。
引き出しの中のお菓子や冷蔵庫の飲み物はすべて無料でした。
メズム東京では客室で抹茶をたてることもでき、コーヒーと同様タブレットで作り方の説明動画が見られます。
普段あまりしない体験が客室内でできてしまうところも、メズム東京の魅力かなと思います。
お菓子は、箱に入ったものはミルキーで袋に入っていたものはマカロンでした。
ペコちゃんは、メズム東京のスタッフが来ているユニフォームと同じユニフォームを着ているんだそう。
ふと窓の外を見ると、竹芝ふ頭やレインボーブリッジが見られてとてもきれいでした。
乗り物好きな長男はゆりかもめが見えたことが嬉しかったようで、窓ガラスにへばりついてしばらく眺めていました。
続いて洗面エリア。
お風呂が丸見え!とちょっと焦りましたが、引き戸のようなもので洗面エリアはしっかり区切れるので問題ありませんでした。
洗面台がアイランド式になっているホテルは初めて。
アメニティ類は、写真のハードカバーの洋書のようなケースに入っていました。
ものすごく凝っています。
夫は何が入っているかわからないと次々と箱を開けていましたが、実際は側面に何が入っているか書かれています。
ローションとハンドウォッシュ、浴室内のアメニティはメズム東京のために東京生まれのメンズスキンケアブランドが製作を担当したオリジナル製品とのこと。
雪肌精は「クレンジング」、「洗顔料」、「化粧水」、「乳液」が1セットになった袋が4つ置いてありました。
夫婦それぞれ夜と朝の洗顔時に使えます。
続いて、ドライヤー。
ドライヤーは「SALONIA」というメーカーのもの。
高価な製品ではないようですが、風量も十分で乾かしやすかったです。
デザインもシックで素敵!
また、洗面台の横には事前に子連れと伝えていたためオムツ用のゴミ箱が。
お風呂は、日本の多くの家庭にあるお風呂のように、シャワーエリアとバスタブが同じ空間にあるタイプで、小さな子連れには使いやすいデザインでした。
浴槽の側にはバスソルトと壁には照明の明るさを調節するスイッチが。
ホテルで初めてみましたが、お風呂は自動でお湯がはれます。
初めから設定されていた時間でお湯をはると写真のように絶妙な水位になりました。
夫が入るとジャバーっとお湯があふれたようで、普段できない贅沢だと喜んでいました。笑
お手洗いは、奥行きがあり広々と感じる作りになっています。
朝食
ホテルのロビー階(16階)にあるChef’s Theaterでとる朝食は、大人一人3,800円(税サ別)。
夫婦で一万円ほどと朝からかなりの贅沢になってしまいますが、素晴らしいホテルの朝食も体験したいと思いレストランでとることに。
ちなみに、インルームダイニングだと朝食セットが4,200円(税サ別)だったかと思います。
事前にレストランで朝食をとることを伝えていなくても、部屋番号を伝えれば入れるということで身支度ができてからChef’s Theaterへ。
小さな子連れだったためか個室が空いていたので、眺めの良い個室に通していただけました。
個室からは浜離宮や浜松町駅が見えました。
長男は在来線や新幹線、ゆりかもめが見えて大喜び!
ベビーチェアと子ども用の食器を出してくれました。
とても可愛らしかった子ども用の食器は、こちらの商品だったようです。
子ども用の食器と同じように、カトラリーを包んでいるナプキンもきれいなブルーでした。
最初に渡されたメインのメニュー表には「お好きなお料理を1品お選びください」とありますが、実際はオーダービュッフェのようです。
卵料理をオーダーしたあと、最初にドリンクが出てきました。
左からビネガードリンク、スムージー、フレッシュジュースです。
間違いない味。
特にフレッシュジュースは生搾りなのかドロッとしていて超濃厚でした。
そのほかにも次々と運ばれてきます。
そのほかにも、パンや3種類のジャムなど次々と出てきました。
私がオーダーしたのは「蟹と椎茸のオムレツ ビスクソース」。
夫はエッグベネディクトをオーダー。
一つひとつがとても美味しいです。
子どもの料理については、お願いすれば大人と同じお料理を出していただけるようでした。
長男はよく食べるので、サラダとヨーグルト、フルーツの盛り合わせとフレンチトーストをお願いしました。
こちらのフレンチトースト、見た目は「しっとりして重めのフレンチトースト」という感じですが、実際は軽くほのかに甘さを感じるお味でとても美味しかったです。
このほかオレンジジュースをお願いしましたが、大人用とは違い普段飲むようなさらっとしたタイプのジュースで子どもには飲みやすかったようです。
次男はまだ離乳食のため、持参したご飯のみ。
ひと通り食べ終えた頃に、「パンはいかがですか?」と何種類ものパンが載ったカゴを持ってきてくださいました。
お腹は満たされていましたが、洋梨のデニッシュをひとつだけお願いしました。
デニッシュ生地が驚くほどサクサクで、フィリングの味も絶妙。
最初から最後まで美味しいものだけでお口の中を満たすことができました。
おわりに
メズム東京はサービス、客室、料理のすべてのレベルが高く、素晴らしいホテル滞在となりました。
朝食を食べ終えて客室へ戻った後は、お部屋でのんびり過ごしてタブレットでチェックアウトを済ませホテルを後にしました。
今までに経験したことのないホテルステイになると思うので、ぜひ一度宿泊して見てください!