現在、アラサーで3歳と1歳の男の子のママです。
下の子が1歳を過ぎたころ、ある日突然ぴったりとした下着や衣類に息苦しさや胸のムカつきを感じてしまい着ていられない状況になりました。
「なんだこの症状は!?」
と思い、婦人科を受診してみると「ストレスによって自律神経が乱れていることが原因」との診断が。
ふたりの子どもたちのお世話を毎日していることでストレスが溜まっているのかもというお話でした。
現在は処方してもらった漢方を3ヶ月ほど継続して飲んでおり、あわせて睡眠を意識的に長く取るなどして症状は改善されてきました。
そこで今回は同じように突然衣類による息苦しさを感じるようになった方に、私が経験した症状と改善までに取り組んだことなどを紹介したいと思います。
もくじ
目次
症状
睡眠で疲れが取れなぁと感じながら一週間ほど過ごしていたある日、朝起きるとブラとショーツのぴったり感に急に息苦しさを感じるようになりました。
とは言っても、はじめはなぜ息苦しさを感じるのかよくわからず
「なんだか体調が悪いな…」
と思いながらいつものように朝ごはんや上の子を保育園へ連れて行くための準備をしていました。
でもだんだんと呼吸が浅くなり、めまいを感じはじめたので
「これはマズい…!」
と思い自分の身体に意識を向けて、どうして息苦しさやめまいを感じるのか考えてみました。
しばらくして下着のぴったり感が息苦しさの原因だと気がつき、妊娠中に身につけていた少し緩めのブラやショーツに着替えて少しラクになりました。
が、ブラについては妊娠中に身につけていたものは緩いくらいだったのにアンダーにゴムがあること自体が息苦しさにつながってしまいあまり症状が改善されず。
そのため家にいる間はブラのホックを外して過ごすことにしました。
また、下着だけでなくハイネックのニットやスキニーパンツにも息苦しさを感じてしまいこれらのタイプの洋服はこの日を境に一時的に着られなくなってしまいました。
原因
たまたまこの時期、婦人科にかかっていたので事前に症状を伝えて後日受診することに。
そして受診したところ「ストレスによる自律神経の乱れ」が息苦しさにつながっているのだろうとお話がありました。
自律神経の乱れによって、通常は問題のないフィット感も身体が負担に感じてしまっていたようです。
また、症状を和らげるために『半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)』という漢方薬が処方されました。
漢方薬については食前に一袋、一日3袋を飲んでくださいという指示。
実際に飲みはじめてみるとその日から胸のあたりの息苦しさが半減しました。
対策
息苦しさの原因がわかり、漢方を飲んで症状が改善されても一気に元の状態にまで戻るわけではありません。
また原因が「育児のストレス」と言われても
「じゃあ育児をやめよう!」
というわけにはいきません。
そのためストレスを緩和するために「睡眠」「運動」を意識して生活の中に取り入れるようにしました。
また、身体にストレスのかからない下着を身に着けることに。
睡眠
やはり十分な睡眠は健康を維持するためにはとても大事なこと。
まずは一日7時間半はベッドで横になる時間を確保することを心がけました。
これまでも意識して睡眠をとっていたつもりでしたが、夜子どもたちを寝かしつけた後がまとまった貴重な「自分の時間」だったのでついついアレやとしているうちに時間が過ぎてしまうことも。
そこで貴重な自分の時間にしたいことを絞って、十分な睡眠時間が確保しながらもやりたいことにも時間を割けるようにしました。
運動
良い睡眠となるように、妊娠中からやめていた運動を再開することに。
ただ小さな子どもがいるとジムへ行くことはおろか、近所でランニングすることすら難しいです。
そこでYouTubeで家の中でもできるダンスを検索して、無理なく程よい負荷が得られるダンスを探して取り組むようにしました。
程よい運動は質の良い睡眠につながるだけでなく、基礎代謝を上げたり筋力をつけたりできるのでおすすめです!
おすすめ下着
睡眠をとり適度な運動をして症状の改善に取り組みましたが、すぐに症状がなくなるわけではないので締めつけのほとんどない下着を探して身に付けるようにしました。
いろいろ試した結果、ブラ(ハーフトップ・ブラトップ)とショーツは次の商品に落ち着きました。
ブラ
ハーフトップもブラトップもグンゼの商品が締め付けもほとんどなくおすすめです。
まず、ハーフトップはメッシュタイプを購入。
薬を飲みはじめてから3ヶ月ほどは症状がひどくて切られませんでしたが、今は重宝しています。
ブラトップはこちら。
価格は上がりますが、デザイン性が高い商品もあります。
これまでブラトップはほとんどほとんど着たことがなかったのですが、締めつけられない快適さを知ってしまいもう手放せそうにないです。
しかも真夏は「ブラ+インナー+Tシャツ」でなく「ブラトップ+Tシャツ」で過ごしたほうが涼しくて快適。
ちなみに「ブラトップ」はユニクロが有名ですが、私の最も症状が重かった時はフィット感が強すぎて着られませんでした。
ショーツ
ショーツはユニクロのシームレスのタイプのものがおすすめ。
ただ私はサイズ表どおりに購入したらぴったりし過ぎて息苦しさを感じてしまい、ワンサイズ上のもので落ち着きました。
ちなみに下着選びでは、ちょうど良いサイズ感を得るために何着か失敗しました。
ブラもショーツも何枚か無駄になってしまいましたが、でも下着が合わないとQOLが下がってしまうので必要経費と割り切りました。
おわりに
ストレスからきた身体の不調。
まさか衣類で「息苦しさを感じて辛くなる」なんて症状があるとは!と驚きました。
睡眠と適度な運動(欲を言えば+バランスの良い食事)を基本に生活して、不調を避けることはとっても大切。
漢方と生活習慣の見直しから3ヶ月が経ちますが、症状がまったくなくなった訳ではありません。
気長にこの症状と付き合いながら、改善させていきたいと思います。