息子が1歳3ヶ月の時、初めて子連れで飛行機を利用しました。
乗ったのは、羽田ー伊丹間。
子どもを連れて初めての飛行機搭乗ということで、手荷物はどうすれば良いのか、フライト中はどうすれば静かに過ごしてくれるかなどなど、調べたり考えたりして事前準備をしました。
そして、実際に搭乗したら「この準備をしておいて良かった」ということや、「このサービスを事前に知っていればなあ」と感じたことがあったので、それらをまとめて今回紹介したいと思います。
もくじ
目次
JAL国内線手荷物について
手荷物の概要
手荷物には「機内持ち込みお手荷物」と、空港カウンターで預ける「お預けのお手荷物」に分けられます。
「機内持ち込みお手荷物」は空港カウンターでなんの手続きもする必要はなく、直接保安検査場で手荷物検査をして無事に済めば、機内に自分で持ち込むことができます。
一方、「お預けのお手荷物」は空港カウンターで預ける手続きをして、到着した空港ではコンベアでぐるぐると自分の荷物が流れてくるのを待っていなければいけません。
そのため、なるべく「お預けのお手荷物」がない方がラクです。
しかしご存知の方が多いかと思いますが、荷物のサイズが一定のサイズを超えるものや「制限のあるお手荷物」のなかで「お預けのお手荷物」にしなければならないものを持っている場合は、「お預けのお手荷物」になってしまいます。
なお荷物のサイズの点だけでいうと、「機内持ち込みお手荷物」の条件は次のとおりです。
身の回りの品1個のほか、次の手荷物1個とし、合計重量が10kgを超えないもの
・100席以上の飛行機:3辺の和が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)
・100席未満の飛行機:3辺の和が100cm以内(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内)
子どものお菓子やベビーカー
子ども用の飲み物やお菓子、もしもの時の着替えなどはいつでも取り出せるように「機内持ち込みお手荷物」にしたいですよね。
その場合は、先ほど紹介した「機内持ち込みお手荷物」にできるサイズのバッグに預け荷物にしなければならないものを詰めないようにすれば「機内持ち込みお手荷物」にすることができます。
次にベビーカー。
ベビーカーは飛行機に搭乗するまで使いたいという方は多いと思いますが、機内に持ち込める荷物のサイズ内でなければ、「お預けするお手荷物」にしなければいけません。
ベビーカーには特例がないかなあと思いましたが、やっぱりそのほかの荷物と同じようにサイズ制限があるんです。
機内に持ち込んだところで、収納スペースに収まらなければ危険ですもんね。
なお、機内持ち込みができる場合も乗り降り時を含め機内での使用はできないので注意してください。
ここで、 「お預けするお手荷物」にしなければいけないサイズのベビーカーを持っている方の中には子どもはまだ歩けないし、だからと言って抱っこし続けるのは辛いしどうしよう…
という方もいらっしゃるかと思います。
そのような方のために、航空会社がベビーカーをレンタルしてくれます。
搭乗口まで利用可能ですし、到着空港でも利用したいときは事前に手配してくれるので便利だと思います。
詳しくは、リンクを貼っておくので以下をご確認ください↓
赤ちゃん連れのお客さま(スマイルサポート) – JAL国内線
事前に準備したこと・もの
どのサイズ、どのようなものが手荷物として持ち込めるのかわかったところで、我が家では羽田ー伊丹間の約1時間のフライト中に1歳の息子がなるべく大人しく機内で過ごせるようにするためのものを揃えました。
お菓子
今回はちょうどお昼過ぎの便だったこと、息子はお菓子が大好きだったことから、まずお菓子を用意することにしました。
このとき、ボーロのように小さな粒がいくつも入っているお菓子を選びました。
アニメ
そのほか、夫がAmazonプライム会員かつタブレットを持っていたこと、息子が「はなかっぱ」が好きだったことからオフラインでも視聴できるようにタブレットにはなかっぱを落として持って行きました。
結果
事前準備をしたおかげで、息子は思った以上に静かに過ごしてくれました!
実際に1歳児を連れて搭乗してみて、事前準備でポイントとなるのは次の点になるかなと思います。
・お菓子を食べると静かになるか
・好きな番組・アニメは何か
まず、お菓子を食べると静かになるのであれば持って行った方がいいと思います。
普段お菓子をあげる時間が決まっていて、フライトの時間がその時間とはずれていたりあまりあげたくない時間であっても、たまにはその時間にあげてもいいかと割り切れば、パパママの負担が減ると思います。
そして、持っていくお菓子は食べるのに時間がかかるものを。
次に、好きな番組やアニメがあればその準備をしておいた方がいいです。
JALアプリでみられる番組に好きなものがあれば、タブレットかスマホにJALアプリをインストールするだけで十分かと思います。
準備しておけば良かったこと・もの
JALアプリ
先にも紹介したように、準備しておけば良かったものはJALアプリです。
私たちは行きの便の機内でJALアプリの存在を知り、機内ではアプリのダウンロードができないため行きは利用できませんでした。
帰りは搭乗前にタブレットとスマホにアプリをダウンロードしておき、息子がいちばん好きなアニメであるアンパンマンを見せながら帰ってくることができました。
息子は食い入るように見てくれていたので、私たち夫婦は束の間の休息が取れました。
その他JAL便の搭乗にあたって
機内でおもちゃがもらえる!
赤ちゃん・子連れでJAL便に搭乗すると、CAさんがおもちゃをくれます。
私が搭乗した時は、3・4種類ありました。
カゴに入れて持ってきてくれて、その中から好きなものを選べます。
行きの便では息子は興味を示さず、パパがマグカップを選びました。
帰りの便では、はじめ息子が興味を示さなかったので私が飛行機のプラモデルのようなものを選んだら、息子も突然自分で同じものを取りました。
“どちらか返さなきゃ”と思っていたら、CAさんが笑顔で「どうぞ」とおっしゃってくれ、結局2つ同じおもちゃをいただいてしまいました…
空席があれば+1,000円でクラスJに!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ひとり普通席+1,000円でクラスJというワンランク上のシート(席)に変更することができます。
我が家は帰りの便を利用する際に空席があったので、奮発して乗ってみました。
実際に利用してみて、3歳未満の座席を取らない(親の膝の上に座らせる)子どもを連れてこのシートを選ぶ利点は、前後の座席間隔が広い点とレッグレストがある点だと感じました。
前後の座席間隔は、普通席より18cmも広くなっています。
前後の感覚が広いので子どもが少しぐずって暴れても、前後の席まで余裕があるので普通席ほど神経質にならずに済みます。
また、子どもを膝の上に座らせるとひざ下が結構疲れますが、レッグレストで程よい角度でひざ下を傾けられると負担が軽減されます。
おわりに
小さい子を連れての初めてのフライトは少しハラハラドキドキすると思いますが、この記事を読んでいただいたことで少しでも不安が減ればうれしいです。
みなさんの旅行が素敵なものになりますように…