私たちは普段、当たり前のようにコップで飲み物を飲みますが赤ちゃんは練習しないと飲めないんですよね。
当たり前のことですが、私は子育てをして初めてそのことに気が付きました。
そして、いろいろ調べて練習してみましたが私も息子も苦戦してなかなか進まず…
そんな時に保育園見学へ行く機会があり、保育士さんに教えてもらった方法で試したら練習を進めることができて1ヶ月ほどで上手に飲めるようになりました。
そこで今回は、我が家での練習の過程と保育士さんに教えてもらった方法を紹介したいと思います。
もくじ
目次
ネット情報と実践した結果
スプーンで練習:小さいスプーン編
インターネットで調べていたら、まずはスプーンで練習するのが良いとの情報が。
この時、長男はまだ8ヶ月で口が大きく開かなかったため、普段食事をとる時に使っている小さなスプーンにいつも飲む麦茶をすくってあげてみました。
が、ただ口の中に少量の麦茶を入れている作業のようで練習になるのかならないのかわからず何とも言えない感じ…
3、4日は継続してみましたが、結局私側が練習になっている実感が持てず、この練習方法は自然消滅しました…
スプーンで練習:大きいスプーン編
9ヶ月を過ぎた頃、1歳を過ぎた甥っ子がコップで飲み物を飲む姿を見て長男もコップ練習をしなければなあと感じました。
この時はある程度大きな口を開けるようになってきていたため、より多くの量をすくえるステンレス製の大きなスプーンで練習することにしました。
実際に大きなスプーンであげてみると一口では飲み切れない量の麦茶が流れてくるので、どこかでゴックンをして残った麦茶をまた口に入れなければならないようで、練習になっている感がありました。
しかし今度は息子の方がステンレス製のスプーンの口当たりがイヤなのか、2日目以降練習を拒否するようになりました…
小皿で練習
スプーンのほかにフチが広い小皿であげるのもひとつのようで、この方法で練習することにしました。
が、こちらもなんだかわからない口当たりの器で飲まされている感が嫌なのか、2回目以降は息子に拒否されるようになりました。
現役保育士のアドバイス
最初からコップでトレーニング!
息子が9ヶ月後半になった頃に、翌年4月から保育園に入れたいと考えていた近くの保育園へ見学に行きました。
保育園見学では実際に保育園で食べる食事を出してくれるようになっていて、息子も食べさせてもらいました。
この時、同じくらいの月齢の子たちが上手にコップで飲み物を飲んでいました。
そこで、その子たちのお世話をしていた保育士さんにどうやってコップ練習を進めたらいいのか聞きました。
すると、最初からコップであげれば良いとのこと。
はじめはたくさんこぼれるだろうけど、そのうち赤ちゃんがゴックンするタイミングを自分で覚えて上手に飲めるようになりますよと仰っていました。
そして、その日のうちに練習を開始することに。
なお練習用のコップは、息子のために買った赤ちゃんの食器セットの中に含まれていたプラスチック製のコップです。
普段の食事に使う器やスプーンと同じ素材だったからか、練習している間も特に嫌がるそぶりを見せませんでした。
また、頑張り過ぎると息子も私も疲れてしまうので、1日1回だけ寝る前にコップでお茶をあげて練習をしました。
そして無事に約1ヶ月後、ある日を境に上手にコップで飲み物を飲めるようになりました!
まとめ
現役保育士さんに教えてもらったコップの練習方法は、スプーンや口の広い器での練習はせずにはじめからコップで飲み物を上げるという方法でした。
最初は上手に飲めないので、ぼたぼたと口の横から飲み物がこぼれてしまうのは仕方ありません。
実際に練習した感想として、早くコップで飲めるようになって欲しいところですが頑張りすぎると子どももパパママも疲れてしまうので、はじめは1日1回といったペースで練習すればいいのかなと個人的に思います。
またコップで飲めなければいけない事情がなければ、10ヶ月頃からのんびりと進めればいいんじゃないかなと思います。
その頃の方が口も大きく開きますし、いろいろな感覚も発達してきて習得が早くなると思います。
子どもがコップで上手に飲み物を飲んだ瞬間は、成長を感じられてとても嬉しいです。
その時を楽しみに、気長に練習してみてください!