子育て

【夫婦で育休】取って良かった!夫婦で育休を取得して感じたメリットや育休中の生活を紹介

私は現在、3歳と1歳の男の子を育てているアラサー会社員。

我が家は第二子を出産してから4ヶ月ほど、夫も育休を取得しました。

まだまだ日本では夫婦で育休を取る(取れる)ご家庭が多くないので、周りにも夫婦で育休を取得した人がいないという方が多いかもしれません。

そこで今回、夫婦で育休を取得してどんな点が良かったのかや育休中の生活を紹介したいと思います。

ちなみに収入が一時的に減ってしまうこと以外はデメリットはなかったので、良かったこと・メリットばかり紹介しています!

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もくじ

夫も育休を取得した経緯

まず夫も育休を取得した経緯です。

夫自身、ふたり目の妊娠がわかった時にひとり目の時は仕事の都合で取れなかった育休を取りたいと思ってくれていました。

ただ、やはり会社に育休を取得した男性がほとんどおらず迷っている様子でした。

そんな時ふたり目も当初里帰り出産の予定でしたが、長男の保育園の都合や産院選びの都合で自宅近くで出産することに。

そのため夫は自宅で子どもたちのお世話をするのなら、祖父母に頼るよりも自分がという思いが強くなったようです。

加えて、あと少なくとも30年は働くのだからたった数ヶ月職場から離れても最終的な成果に大きな変化はないのではないかと私から夫へ話しました。

そして仕事と違うことに専念することは、ゆくゆくは現在の仕事にもプラスの経験になるんじゃないとも。

そんなこんなで夫は育休を取得してくれました。

あき
あき
夫の会社や職場には少々申し訳なく感じましたが…

また、金銭面では収入が減ってしまいますが数ヶ月であれば家計にも大きな影響はないと判断しました。

育休前の夫の家庭におけるスペック

上から目線な表現で失礼ですが、家庭における育休取得前の夫のスペックは次のような感じでした。

あき
あき
ちなみに私はというと、「夫より若干料理の手際がいいこと」と「母乳があげられること」以外は同じスペックです!

夫は基本的に家庭のことはなんでもこなしてくれるので、ふたり目は帝王切開での出産でしたが産後に傷の痛みで動けなくなっても育児面・家事面ともに不安はないなと思っていました。

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育児面

遊び相手→OK

授乳→ミルクOK・母乳NG

オムツ替え→おしっこ・うんちOK

食事の面倒→OK

お風呂の面倒→OK

寝かしつけ→OK

長男の時も休日はマメにお世話をしてくれていたので、「母乳をあげること以外はなんでもできるよ!」(当たり前ですが)という感じでした。

家事面

夫は結婚前ひとり暮らしをしていたこともあり、ひととおりのことができました。

料理→OK

洗濯→OK

掃除→OK

ちなみに料理は「レンジで簡単調理!」的なレシピを探して作ってくれたり、ホットクックでカット野菜とお肉、それからスープのもとを入れて手軽なスープなどを作ってくれたりしていました。

あき
あき
私も料理が趣味というわけではないので、以前からいかに手軽に・美味しく・栄養のある料理を作るかに注力しています。
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私の実父は週末も仕事で家にほとんどいなかったこともあり、家事も育児もほとんどできない?しない?人だったので結婚してから夫のスペックにはちょっと感激しました。

夫婦で育休中の日常生活の様子

続いて、夫婦で育休を取得していた時の平日の主なスケジュールを時系列で紹介します。

ちなみに私は家事をほとんどせず、主に次男の授乳と長男が家にいる時に遊び相手をしていただけです…!

あき
あき
それでも夜間まともに寝られなかったり、出産(帝王切開)でダメージを受けた体を元に戻したりするにはそのくらいのんびりとした生活でちょうどよかったように思います

06:50 夫と長男起床・長男のお着替え

07:00 夫が朝食準備(物音で次男と私が起床)

07:15 みんなで朝食

07:40 夫(たまに私)が食器の片付け

08:40 夫婦で分担し長男の登園準備

08:50 夫が長男を保育園へ

私は次男のお世話と長男の遊び相手、朝食を食べることしかほとんどしていませんでした。

日中

09:30 夫が食材を買って帰宅

09:40 夫が掃除機をかける

11:00 夫が昼食準備

11:30 夫婦でお昼ごはん

12:00 夫(たまに私)が食器の片付け

15:00 夫婦で協力して次男沐浴(新生児期のみ)

15:15 夫が夕食下ごしらえ

15:50 夫が長男のお迎え

16:30 帰宅・夫が長男とお風呂

まだ低月齢だった次男はほとんど寝て過ごしていました。

そのため日中はまとまった時間があると夫は読書や勉強を、私は横になって睡眠を取っていました。

あき
あき
私、本当に何もしてない…

18:00 夫が夕食準備

18:30 みんなで夕食

19:00 さすがに私が夕食片付け

20:15 夫婦で分担して長男就寝準備

20:45 長男寝かしつけ

22:00 夫婦で分担して残りの家事を終わらせる

23:00 就寝

長男が寂しい思いをしないようにと、私は次男の授乳以外は長男とブロックや電車のおもちゃで遊んでいました。

あき
あき
その間は主に夫が次男のお世話をしてくれていました。

こうして振り返るとほぼ全ての家事・育児を夫がしてくれていて少し恥ずかしくなります…

が、出産前に実母に「旦那さんが快くやってくれるのであれば、あまり申し訳なく思わずに頼った方がいいわよ」と言われていたので、感謝の気持ちは都度伝えて任せていました!

夫婦で育休を取得するメリット

家族それぞの立場でメリットがあるので、それぞれ紹介したいと思います。

上の子にとってのメリット

気持ちが安定する

私が次男に授乳している時、長男は私のそばに座ってその様子を見ていました。

「お母さんがちっちゃい人にとられてる!」と思っていたのかもしれません。

それでも授乳している時以外は長男の様子が出産前と大きく変わったところはありませんでした。

あき
あき
保育園にいる間もそれまでと違った行動は見られなかったそうです。

親としては念のため「長男が我慢しているのを隠しているかも」と考え、次男がグズっている時以外はなるべく夫婦で長男と遊んだりテレビを見たりして寂しい思いをしないように過ごすようにしていました。

こうして過ごすことができたのも、夫が育休を取得してくれ家族の時間が十分に確保できたからだと思います。

そして長男は目立った赤ちゃん返りもなく、安定した気持ちで日々過ごせていたようです。

パパも家にいてとにかく嬉しい!

次男出産前までは、保育園のお迎えは決まって私でした。

しかし次男が生まれてからはお迎えがパパになり、珍しさもあってか毎日とても喜んでいたようです。

また帰宅してからもパパもママも家にいて、甘えたい時に甘えられるし常にパパかママが遊び相手になってくれるので長男はとても嬉しそうでした。

出産するまでは長男にどんな変化が起こるのか少し不安でしたが、日々長男の嬉しそうな笑顔が見られて親としてもとても嬉しかったです。

夫にとってのメリット

子育てと家事の大変さを身をもって知る

これは妻にとってのメリットかもしれませんが、夫は育休中に育児と家事を一日中こなすことの大変さを知ったようで「主婦(主夫)ってスゴイわ〜」と何度も口にしていました。

また「女性が出産してひとりで育児も家事もこなすのはハード過ぎてちょっと考えられない」とも言っていました。

夫にとって今まで知らなかった世界を知ることができたのだと思います。

実際に子育てと家事の両立を経験し大変さを知ったことで現在夫は職場復帰をしていますが、なるべく早く帰って来て当たり前のように家事にも育児にも協力してくれています。

タイムマネジメント力がつく

育児と家事をひとりでこなすことで、タイムマネジメント力がついたようです。

例えば、

・長男の保育園送り迎え

・次男の沐浴

・子どもたちを21時頃に寝かしつけ

など時間が決まったタスクがあると、保育園へ行く準備や夕食の準備などは時間を逆算して取りかかっていなければ間に合いません。

そのため時間管理を行って日々タスクをこなしていくことでタイムマネジメント力がついたと言っていました。

物事の段取りがよくなる

主に料理をとおして身についたようです。

育休に入ったばかりの頃は思いついた順に食事の準備をしていましたが、それではでき上がる食事の時間がバラバラで最初に作り終えた食事が食べるはじめる頃には冷めてしまっていました。

あき
あき
私は作ってくれるだけで嬉しかったので気にしていませんでしたが…

でも夫は納得がいかなかったようで、次に料理をする時はどの順序で準備を進めれば効率よく作れ、すべての料理がだいたい同じ時間にでき上がるのかを考えながら取りかかっていました。

これを繰り返しどんどん料理の段取りがよくなっていきました。

現在は「はじめに段取りを決めること」を子どものお世話をする時や仕事にも応用しているようです。

私(妻)にとってのメリット

夫婦の会話が増えた

夫がずっと自宅にいるので必然的に一緒にいる時間が増えました。

そのため、出産前は夫が帰宅後にその日の長男の様子+αの会話が基本でしたが、それ以外にもたわいの無い会話もするように。

お付き合いしていた頃や結婚当初の感覚が少し蘇ったし、数年ぶりにのんびりと過ごす時間が増えて嬉しかったです。

あき
あき
夫が育休を取得できていなければ、あと10年くらい経たなければそんな時間ができなかったかもしれません。

産後の肉体的なダメージや低月齢の次男の育児で疲れはありましたが、夫と会話している時は気持ちが和らぐ時間になりました。

気持ちが安定する

私は長男を出産する時は里帰りをしました。

そして長男が生後3ヶ月頃まで実家で実母に面倒をみてもらっていましたが、その時よりも夫と一緒に子育てや家事をしていた方が気持ちが安定した状態で取り組めました。

あき
あき
もちろん実母にはとても感謝しています!

私は実母とは「友だち親子」というほど超仲良しというわけではなく、むしろ価値観が違いケンカや言い合いは一日一回はするような関係性。

そのため夫と過ごす時間の方がケンカもせずに穏やかに過ごすことができ、気持ちも安定した状態で過ごすことができました。

子どもたちはパパが大好きになった

長男はもともと夫(パパ)が大好きでしたが、人見知りをする次男もパパ大好きっ子になりました。

そのため、子どもたちがグズった時の対応も「ママでなければだめ!」ということになりません。

また美容院や通院などでどうしても私ひとりでお出かけしなければいけない時も、安心して子どもたちのことをパパにお願いすることができます。

現在は職場復帰している夫が帰宅する時は、長男と次男は「早くパパに会いたい!」とドアのガラス部分にへばりついてパパを笑顔でお出迎えしています。

あき
あき
帰宅直後から休む間もありませんが、きっとパパにとっても嬉しいことだと思います。

おわりに

各ご家庭で夫婦の家庭における役割や関係性は違うので、すべてのご家庭が夫婦で育休を取るべきだとは思いません。

しかし「夫婦で育休を取ってみようかな」とか「取りたいな」と思っているのであれば、取得することを個人的にはおすすめします!

あき
あき
収入が一時的に減ってしまいますが、それに耐えられる状況であれば精神的な満足感はとても大きいと思います。

夫婦での育休取得に悩まれているご家庭はぜひ前向きに検討してみてください。